生まれたての赤ちゃんは、純粋に自分を表現することができています。
お腹が空いた時、眠たい時など、「泣く」という行為で意思表示をしています。
親御さんの顔色を伺うこともなく、ありのままの姿と行動で生きています。
純粋無垢な赤ちゃんにとって「ありのままの自分でいること」は、当たり前の状態なんですね。
その時は、自分を信じるか、信じないかという概念は持っていないでしょう。
成長するにつれ、ご両親や兄弟姉妹をはじめ、幼稚園や学校を通して、社会と繋がり、体験を重ねていきます。
赤ちゃんの頃のように、泣いて意思表示をするだけでなく、交流の中で、意見が通る、または、通らない現実を体験していきます。
日々の体験を通して、「言葉の使い方」「伝え方」を学んだり、見つけたりしていきます。
もしかしたら、その過程において、自信をなくすようなことがあるかもしれません。
しかし、反対に、自信を得るような体験もちゃんと用意されているのです。
自信は、元々あるものではなく、自らの体験の中で、育てていくものなのです。
大人になったからと言って、自信満々な人ばかりではありません。
大人になっても、挫折感を味わい、自信をなくすことだってあります。
しかし、私たちには、修復力が備わっているので、時間と共に回復する力を持っています。
必要以上に、恐れる必要はありません。
自信を育てるには、まずは小さな成功体験を重ねることが大切なのです。
小さな成功体験とは、例えば、このような感じです。
◎ 読書が苦手だったが、週に1冊の本を読むように決めて、最初は、読み進めるのに時間がかかったが、徐々にスピードが上がり、読書が楽しくなった。
◎ 料理に対し、苦手意識を持っていたけれど、簡単なレシピから始めて、徐々にスキルアップし、美味しくて楽しいと思えるようになった。
これらの例は、最初はできなかったことを、継続的な努力や練習を通して、少しずつ克服していくことで、小さな成功体験を得られるものです。
ささやかなことでも、今まで出来なかったことが出来るようになるって、すごいことですよね。
そ・こ・で♡ 是非!やって欲しいことがあります。
それは自分で自分を褒めること♡
このくらいの料理、誰でもできるし・・なんて思いは、持たないでください。
「これができた自分はすごい!!」
「私って天才かも♪」
こうやって、自分を褒めてあげると、嬉しくなりませんか♪
私たちは、習慣の生き物です。
ぜひ、自分をほめる習慣を持ってみましょう。
そうすることで自信を育てる流れに入ることができます。
もう一度言いますが、自信は元々在るものではなく、育てていくものなのです。